校長 |
先日の終業式の日の校内放送の件で、説明させていただきます。本当に大変なことになって申し訳ありません。終業式以降の状況の説明をしたいと思います。 |
|
翌日の23日の金曜日の午前中、ご両親と会ってきました。それで、校内放送の件、先に一報が入ってたんですけど、報告をして、生徒たちに多大な不安を与えたとか、動揺を与えた、それから他の保護者の方々に対しても同じように重大なことをしたんだということ言いました。できるだけ早く、主治医の先生に受診して、主治医の先生から、自宅での療養を指示していただくということを伝えました。本人には、21日、22日の段階で、体調が良くないこと、授業の時数もまだあったので、できるだけ早く受診するようにということは言ってあったんです。 |
|
で、土曜日24日の午前中、本人は、主治医の先生に受診しました。3月末まで、自宅療養を要するという診断書が出ています。投薬とカウンセリングによる治療を行っていきます。ご両親の同意も得て、続けることになっています。主治医の先生には、土曜日の朝のうちに、私が先に、校内放送の件で大変な状況になってることを、手紙を書いておりまして提出してたんです。 |
|
それを踏まえて、校内放送した日のことですけども、すぐに帰宅してもらうように言ったんですけども、それに応じなかったり、あるいは、翌日も、私や教頭先生に電話をかけてきて、これまでのハラスメントのことや、謝罪の要求を、繰り返したりしてたんですけども、主治医の先生を受診して、自宅療養を受けてからは、随分落ち着いた状態を取り戻しています。だけども、まだ引き続き話をしていく必要は、たくさんあると思っています。 |
|
それから、今回の件についても、教育庁には協議しながら報告もして、対応を進めているところです。一旦、報告書にまとめたやつを、今回の件について、教育庁にあげてますけども、さらにまだ追加してあげていく必要があります。 |
|
で、私がうまくできてないのではないかと思われるようなことを、この後先生方からも教えていただきたいと思ってるんです。この間、連休中でしたけども、来られてた先生方から、私もこんなんですよとか、こんなことあったんですよとか言うて、教えていただいたこともあったし、このあとも続いて、お願いしたいと思います。 |
|
それから、保護者の方からの問い合わせについて、報告しておきます。管理職の方で対応した保護者からの問い合わせは、今のところ2件です。内容は、安心して学校へ行けるようにお願いしたいんだということと、生徒に直接説明するなどしてあげてほしいというご要望です。 |
|
それから、SNSからの情報を得たんだと思いますけども、報道から3件、NHKと共同通信と読売テレビで、教員によるパワハラではなかったかと聞いてるけども、事実かどうかと聞かれたので、「事実ではありません」。訴えてるのは女性1人かいうことについて、「女性教員1人です」。相手は男性かと聞いてきますので、「男性も女性も何人か含まれてます」。どんな内容かいうことを聞いてくるので、「職員での机を使ったとか、机の上に置いたメモに対して、思ったような答えが返ってこないとか、業務上のコミュニケーションのがうまくいってないことが原因です」ということと、メンタルの関係っていうことですかいうので、「そうです、御理解お願いします」というような、こんなやり取りでした。大体同じパターンになっています。 |
|
それから、まず生徒に、この後のできるだけ早いフォローが必要だということを最優先に考えております。教育庁とも協議していますが、生徒・保護者向けの文書をまず作って出す必要はあるだろうということで、それが今、お配りしたものです。それを作っております。各家庭に、郵送で届けるということを考えているところです。少しでも不安や、心配を言うことができればという風に考えて、作った文書です。ただ、一旦、各家庭に届く段階で、せっかく鎮静しつつあるSNSの方が、またこれを写真に取ってあげられたっていうようなことで、炎上するきっかけになるということも考えられるということですけども、やっぱり、生徒たちに少しでも、本当に安心安全をあげることが優先だということを考えています。 |
|
それから、生徒向けに、3学期の話ですけども、校内の相談体制を充実させないかんということで、スクールカウンセラーの配置を教育庁へ要求しています。週に1回ぐらいの配置で、できるだけ早急にということを考えているところです。それで、直接生徒たちに話を説明をする必要があるという部分で言うたら、始業式の日に、私の方から話をするということに考えておかなければいけないという風に考えてます。 |
|
それからPTA会長からご連絡をいただいてて、放送のあった日、1時過ぎに、お仕事のついでに来てくださったんです。「役員の方々から問い合わせが続いたので、直接、どんなことあったんか校長に聞いてくるわ、ということで来ました」ということで。説明を聞いていただいた後で、「話の中身が変わっていろんな話になって広がってますよ」、「逆に学校から事実を発信した方がいいですよ」ということを言っていただきました。役員の間ではLINEを組んでるので、そこで説明をしときますからということと、先生方によろしくお伝えくださいということを仰って、あと、職場に戻ってから、役員の方々との連絡を取りつつ、こんな状況ですっていうお電話で連絡をいただいているところです。 |
|
ひとまず、結果報告はここで措きます。ご質問・ご意見、聞きたいと思います。お願いします。 |
池田 |
すいません。当日、ご両親を呼んで校長から説明されたということと、自宅での療養を3月まで行うようにというのは、これは職務命令として出されたんでしょうか。校長からの指示ということで出されたのか、そこだけ確認しておきたいんですよ。普通ね、僕は、今回のことは明らかな不祥事だと思うんです。学校を混乱に陥れてますから。それも計画的だと思われるところがあるので。これは終業式を狙っていますよね、明らかにね。1学期も警察に通報されたのは終業式当日でしたね。非常に冷静に計画的にされてるっていうことを受け取れるし、僕は本人からも、当日に、管理職と一緒にいた時に、「今日の計画的でしたよね?」って確認したら「計画的です」って答えてはりました。なので、今度3月まで休めって言ったぐらいでは、これは非常に納得できないなという風に、我々は思います。私としては、普通であれば、例えば飲酒運転とかであれば、あるいは校内で生徒を突き倒したとかであれば、いわゆるセンター研修で、その後は転勤なんですよ、ということが普通常識なんですよ。前にもうちに、そういうセンター研修が終わって、最後の復帰直前にうちで研修されて帰ってはる先生いましたけどね。なのでやっぱりそこまで踏み込んでいかないといけないケースではないのかなという風に思うんですけれども、その辺てどういう風に考えてますか? |
校長 |
えっと、この先の持っていき方を示せという風な話かと思います。今、こうしますっていうのは、今の段階で言えないんです。協議しているところです、というのが趣旨のところなんです。これまでもこういう事象が起こってるのは、何回も協議してきてます。飲酒運転あるいは事故、これとはまだ別の種類だし、暴行みたいな、体罰とかもちょっと違う種類だということでのことで、協議していかないかんということなんです。なので、今の段階で、この校内放送に関わって、文書を作ってるんです。ただ、それだけでええかどうか、まだ保護者からもどうなってるのか質問が来るから、修正を加えなあかんと思いますけども、それとまだその後、こんなことあった、こんなことあった、っていうのを付け足していくっていうことで、関連のことを先生方からも情報をいただきたいというのはそういうことです。 |
|
で、私の気持ちを、私個人的に言わせてください。もう、許せない。もうほんまに許せないんです。ここまで、いろんな先生方にお力添えいただいたし、私も8月の時に、「持ち帰らせてください」と言うて、それに対してあれからできるだけのことをやってきたつもりです。時間もかけたし、エネルギーもかけていたけども、今回、特に、突然、終業式の前の静かなHRの時間を狙ったと感じるのと、公的にお名前があがってしまったこと、これは、本当にやってはいけないことだと思っています。 |
|
ちょっと元に戻って、具体的に、今後こうなりますとかを、今、お示ししたら、それが先に一人歩きしてしまうようになったらあかんので、控えさせていただきます。ただ、今回、本当に名前が上がっちゃって、生徒らがそれを聞いて、特に、1年生・2年生で、担任の先生で盛山先生の名前がSNSに回ったっていうのを聞きましたけども、生徒に対してセクハラ行為があったんちゃうかっていうような、そんな噂になって流されたことは、もう本当にもう悔しくて、しょうがないんです。お名前をあげられてしまった先生に本当に申し訳ないと思っています。 |
森野 |
ご両親を呼ばれたと言うことなんですが、そのときのご両親の反応、受診を勧めたらどういう反応をされたのか。また、色々な対策、こういう風にしていくっていう計画みたいなものを立ててくださってるんですけど、どういう風に対策されていくのかちょっと分からなかったんですけど、まず、Z先生に大丈夫ですかという対応を行なって、いろんな立場の相談で時間がかかる。で、生徒に対してはとりあえず校長先生のこの文書を送る。それからあとは風評被害ですね。それに対する対策は今後どうするのか。それから私ら教員がすごい混乱してる、動揺してる、不安になってぐちゃぐちゃなってるんですけれども、教員に対しては何かスクールカウンセラーかなんか来はるっていうだけになってしまうんでしょうか? |
校長 |
対応についてはこれから具体的に考えたいと思います。 |
|
まず、ご両親の反応ですが、たいへん驚いていて、特にお母さんが、申し訳ありませんって言うて。暴言(妄言?)の前の部分についての話は、こないだの段階ではできていません。ただ、その前のずっと前の段階では、「こんなこと言いはるんです」とか「先生方にこんな要望しはるんです」とか、そういうことが今までのもっと前の段階でありましたか、とか、そんな時どうしてはったんですかとか、そんな意見は聞きながら来てるんですけども、今回についてはまだそこまでできなくて、とにかく、もう学校へ出勤できるような状況ではないから、うちの方で療養をぜひともお願いしたいということ。特に、今日という日は、転入考査がありますから、というようなこともありますけども。だから、とんでもないことやってしまったんだと、生徒たちにすごいダメージを与えることになってますということで、受診してくださいということ。主治医の先生にも、今の状況も伝えて、どういうことを主治医の先生から本人に言われたか、電話でいいから連絡くださいってお願いしてあったんです。ほんなら、それで電話くれはりましたけども、「もう学校では、Z先生の居場所はない状態ですよ」と伝えて、「自宅で療養することを医師としてしました」ということを、伺っています。それから、先生方へのケアの部分のカウンセラーの相談のこととか、そういうのもまだ聞き回ってますんで、言えてないですけども、私に、要望ください。動きをどんどん、働きかけしていかないといけないので。あと、風評被害の部分も、いろんなところでいろんな形になると思うんですけども、聞かれた時に、こんなことありますというのを教えていただきたいというのと、できたら「これに対してこんなんした方がええよ」とか「こうしたらこうなるんちゃうか」とか、そんなんも合わせていただきたいと思っています。 |
池田 |
すいません。カウンセリングを行なうということは、学校へ呼んで週1回ぐらい、Z先生のカウンセリングを行なうということですか? スクールカウンセラーを配置するということは。 |
校長 |
生徒に対するフォローアップの中での話です。通常のカウンセラーさんの配置っていうのは年間計画もあって、もちろん変更も可能ですけども、それとは別に、学校におっていただいて、何時から何時、あるいは何曜日にいけますからっていうのを先生方にもお知らせして、行きたい生徒に対して紹介できるような、そんな体制も1つだと思っているということです。 |
池田 |
すいません。一番我々が望んでることっていうのは、Z先生が学校へ出勤すると、それだけで体調が悪くなる先生方がいらっしゃるということなんですよね。ここを1番今後求めていきたい。それを今までちょっと曖昧にしてたから、こういう事態になってきたんだというのが、我々の考えです。だからやっぱりZ先生の出勤を是非止めていただきたいということと、ましてや授業することはもう禁止するという内容で、僕らは教職員一同として、教育委員会の方に、人事課並びに教育委員長の方に伝えたいなという風に、私と有志の会では考えています。今日、職員室の机に置かせていただいたのは、あれからもうちょっと修正したいところがありまして、ご意見があったので文言を少し訂正をしたものを今持ってるんですけれども、もしよければ、この場でちょっとそれを見ていただいて、もう今日動かなかったら多分、年越してしまうと、また期間が経ってしまうと、また我々の認識もだんだんズレが出てくるし、いろんなことでやっぱり気持ちの動揺も起こってくるので、もし今、教職員の方が、今僕が発言している内容で、これからZ先生が本校に出勤すること、それから授業することについては禁止してほしいという要望書で、一応出そうかなという風に思ってるんです。もしよければ今ちょっとそれを、すぐ配布できる状態にあるんですけれども、ご異議なければ、という形で進めさせていただけたらと思うんですけれども、いかがでしょうか。校長先生は校長先生で、もちろんこれから、どうなっていくか分からないですけれども、いろんな意見とか色々聞かれて進めていかれると思うんですけどね。ただ、我々職場の怒りが伝わってないと思うんですよ。1学期の時から、夏休み開けて、さらに自習が出たり、教頭先生が授業に行かれたりとか。まあ、非常勤の先生が見つからないんだから仕方ないと言えば、それまでですけれどもね。やっぱり教頭先生が12時間も授業に行かれるっていうのは、ちょっと通常考えにくい事態がもう起こってるわけですよ。だから、この状態のまま、僕はちょっと年越しをようしないと思うんですよ。やっぱり今日、なんとか要望を1回まとめて、少なくとも教育委員会の責任者の方には伝えたいなという風に思うんですけども、いかがでしょうか。もう回しちゃってもいいですか? じゃ、ちょっと回してもらいます。足りなくなったら教えてください。 |
藤原 |
4月頃に何があったんやと不思議に思ってらっしゃる方もいると伺っておりますので、ちょっと説明させてもらってよろしいですかね? Z先生と我々とのやりとりを。ちょっとだけ述べたいと思います。 |
|
Z先生は、去年の12月ぐらいに、まあ、それまでも休みの多い方で、秋にまとめて自習課題を作られて休まれたこともあったんですけども、それまでも試験の直前になると休みが多くありました。昨年は副担任は笠野先生にお願いしておったんですけども、試験の前、いつも笠野先生が教室の清掃活動していただいて、私も時には手伝ったんですけども、10月ぐらいから、生徒の修学旅行委員会を指導していただくはずやったんですけど、途中で、実際は放り出されてしまい、あとは田中淑子先生がなんとかまとめてくれた形になっております。いつも休まれても、そのまま何も言葉があるわけではなく、すっとそのまま職場に戻ってこられる状態であったんですけれども、12月頃は、修学旅行の同意書を全員集められてないっていう話を学年の方で聞いてまして、修学旅行係の先生からも、Z先生に何度も確認してもらっても、Z先生はもう集まってるとおっしゃるんですが、出してもらうとハンコがなかったりサインがなかったり紙がなかったりという状況が何枚か、5枚ぐらいありました。で、最後はもう笠野先生と私の方で2人で、生徒たちと話をして、同意書を集めたことがありました。修学旅行に一緒に参加したんですけれども、役割分担はこなしていただいた。で、最後、Z学級の3人の生徒が、ライターを購入した事件で、帰ってきてから校長訓告になりました。校長訓告の時は私も一緒にいて、その時は普通に僕たちとは接してくれてて、ありがとうございますというような感じではあったんですけれども。時々、ずっと私は何かあると悪く取られて、カチンときつい物言いに返されたりとかすることは何度もあったり、悪く捉えられることがまあまああったんです。 |
|
4月になりますと、新学年の担任団に入りました。で、うちの学年は人数少ないので、教室の机はこの数にしてくれと、余ったものは学習室あるいは新館の方に運んでくれということを言ってありました。で、しばらくしますと、3年○組、Z学級の前に机が2つありまして、いつも2つありましたんで、Z先生がその前の学年の最後の時の片付けというのも、実はちゃんとやってくれなかった部分もありましたんで、「これはもうよう運ばんのやろ」と思って、私が学習室に運びました。その後は、「ほったらかしではなくて運んどきましたよ」ってことをお伝えします。そしたら、「机を勝手に運んだ」「私は使おうと思ってたのに」ということで、ずっと、今も、管理職の方におっしゃってるようであります。 |
|
それから、カード類の分配をいたしましたが、生徒指導カードが何枚か、Z先生から新クラスの方に来なかったことがありまして、それも「まだ3日あるから探してください」とお話をしていました。翌日、レターケースにその数枚が入っていたので、「あったんですね」と言いましたら、「渡したでしょ」とおっしゃって、「いや、渡したんじゃなくてレターケースに入ってたんですけど」と言うと、「それは渡したって言うことです」という風に急に興奮されたので、ちょっと言い返したら、最後は「2度と話しかけるな」と言われて、私との会話はそれ以来終わっております。以上が4月の私との会話が終わってる件です。 |
|
で、その後は7月に帰って来られて、その後に休んで、1学期の成績会議の時は成績を上げる前に、教科の学年の打ち合わせを樋口先生と先生3人で行いまして、その時は、Z先生は何も言わなかった。で、国語科で、僕と樋口先生と3人で、打ち合わせを完了して、終わっていますけども、そういう状況が1月にはあります。 |
|
1月に起こったことは、私の椅子がカッターで切られてた事件が1点。それから、佐原先生からも、私に被害を及ぼす恐れがあるので、しばらく近づかないでくださいという注意を受けて、離れてたいたというのが1件。 |
|
だいたいこういう状況で、ここしばらくは先生方も色んな話を聞きつけて、ご心配をいただいたところがあるんじゃないかと思うんですけど、私からは以上です。 |
池田 |
ちょっと追加なんですが、府教委を信用してないわけではないんですが、Zさんの状況については、K医院にも原因があると思うんです。K医院に行ったのはお母さんの紹介ってことなんですけれども、本人にとっては、非常に都合のいい期間で診断書をすぐ出してくれるとか、自分の都合に合わせてくれるということでここを選んでるわけで、本当に自分の病気を直そうという意思でこの病院を受診してないというところが一番大きな問題。だから、もうこれを教育委員会に上げるってことは少なくとも医者を変えないとダメですよ。でないと僕は多分何も変わらないと思います。で、もし3月まで自宅療養を彼女が仮にしたとしても、彼女の怒りのマグマっていうのはまたレベルが上がってきてるから、授業しなかったとしても突然この学校に来て何かする可能性もありますよ。それは木曜日にすごい感じました。僕が準備室で話した時に、今日したことはすごいことなんやでって僕が話した時に、「そんな大したことやとは思っていない。私が受けたことに比べたらそんなもん当然や」っていう風に彼女は言ってました。僕はそう言い返されました。だからもうこれ以上話し合いしても、はっきり言って話の糸口がないんですよ。なので誰が多分話し合いに行ったとしても、おそらくもう無理な状態に来てると思います。K医院も多分僕は是非変えた方がいいと思う。府教委もそれぐらいやってほしい。ここにかかって何も何1つ改善されてないわけですよ。むしろひどくなってるじゃないですか。だからやっぱりそういう指示を出すんであれば、少なくとも教育委員会が指示した病院で受診をするべきだと思うんです。僕も最低限譲ってそういう線です。でなければまた同じことを繰り返されるだろうなっていうのが予想されますし、今日僕がこの文章を作ってた時も色々アドバイスしていただいた先生からも、「また始業式何か起こるんな」「また卒業式何か起こるんな」ていうことは当然予想される。僕らも彼女の行動を予想するべきなんですよね。だからそれをほったらかしにしてたら、僕ら本当に非常に甘い集団として見られます。結局は、被害を受けるのは生徒であり、教職員。だからこの文章を今日出す必要が僕はあると思うんです。少なくとも今年中には。文言はいくら訂正してもらっても構いませんので。ただ言いたいところは、いかに彼女がうちの職場に混乱をもたらしているかということ。そして人間関係がもう修復できないところに行ってるということを、しっかり府教委に伝える必要があると思うんです。そこで一致できるんやったらね、別に文言どんだけ変えてくれても構いませんので、もしこれでよければ、もうこのまましますし、もしここを修正してくれという意見をお持ちでしたら、18時ぐらいまでに来ていただいたら、僕の方で修正したものを最終的に、今日中に投函したいなという風に思いますけど、どうでしょうか? |
松本 |
すいません。ちょっと違うことなんですが、3月まで自宅でお休みになるということは休職ということでしょうか? というのは、3年生だからあと少しなんだけども、授業どうなるのかなということと、それと、前にもZ先生やそれ以外にも休んでおられる先生の例で、代わりに非常勤が来られてるということがありますけど、定数が増えてるわけじゃないので、分掌とか、そんな風なところに影響があるので、職員会議でお願いしたと思うんですけども。特に3月になりましたら入試とかもあります。少ない中で、分掌をたくさん持ってるとやっぱり負担になってきますので、そのような形で、非常勤になるのか、常勤の方が来られるのか、是非教えていただきたいと思います。 |
校長 |
手続が完了したとして、代替の先生を探すことができるんですけども、6ヶ月以上ならば常勤講師の先生をお願いできるんです。で、1ヶ月以上から非常勤を代替でお願いできるということなんです。仕様的にはそういうことです。 |
中村 |
3月までって言うのは、3月末ですか? |
校長 |
3月末です。 |
木岡 |
全校生徒の前で突然発言してしまって申し訳ありませんでした。でも、あのときに、説明していただけると思っていましたのに、「事実無根である」という一言で片付けられてしまったことに、ものすごくショックを受けました。生徒達からも「パワハラ」「セクハラ」という言葉が一人歩きしていました。あのとき、もう少し心に響くような説明で、生徒を納得させていただけていればと、たいへん残念に思います。全校集会の前に、教員が集まって、説明をこんなふうにしてほしいっていうことを要望を出しました。やはり教育委員会に報告義務があると思うと思うんですけども、その前にやっぱり教員に向かって、対応してほしかったなと思います。なぜ先に教員の声に答えてくれないんですか? ちょっと残念です。今までだって、ずっと先生方は、教頭先生、校長先生に「こういうことで、お願いします」って言っても、「教育委員会に話してるから」。この校長の文書でも、もうこの文書は教育委員会と話し合ったことやから変えられないということでした。 |
|
でも、名前を挙げられた先生方は被害者でもあるわけじゃないですか? 前途ある熱心な3人の先生の対応に対して、前の校長先生は彼女に謝らせたんです。逆じゃないですか? 熱心な先生が、なんで謝らなあかんのですか? 今までだって、一所懸命やってる者が、「話しかけるな」「放っといてくれ」って言われたら、しょうがない、病気だからしょうがないですね、と。「関わるな」って言われたら、関わらないようにしてきました。でも、現在の彼女の様子を見てたら、国語の部屋に1人にさせて、何か起こすんちゃうかな、何か起こるんちゃうかな。すごい不安でした。どこから来るのかなって、すごく心配して、やはりこういうことになりました。 |
|
彼女は3年の担任を希望していませんでしたし、できないし、希望していない、嫌だ、ってことを主張していたようです。我々も2年生の担任の状況を見て、無断欠勤がひどいし、重要な書類を紛失するし、提出期限を守らないし、「とても3年の進路指導はできないと違いますか?」「無理と違いますか?」って言ったのに、校長が「なんでや!」っていうことで、3年担任になりました。そして、やはり担任を途中で降りなければいけないという結果になったわけです。生徒の授業を受ける権利はどうなるんですか? |
|
校長の文書も、この内容だったら、まるで1学期になんかあったみたいに思います。この6人が何かしたように取れます。6人という人数が強調されてますけども、そうじゃないです。3年前からいろんな先生がいろんな風に言われてきたんです。私もこの文書は不満ですけど、でも、もう変えられない。何でも教育委員会からの指示の下で、何も言えない。生徒の権利も、担任の権利も、先に結論ありきで説明されました。どうしてなんですか? 先に教員の意見を聞いてから、それから教育委員会で相談されてもいいと思うんですけども、どうなんですか? 私たちの意見が全然伝わってないので、教育委員会の方と、どのような説明でどういう経緯になってるのかっていうのも見えてきませんし、どんな説明されてたんですかね? 木曜日の集会の時も、教員が集まった時も、校長先生がおられなかったので、どのように教育委員会のと話をされたのかってのが分かりません。これからも色々あると思うんですけど、またよろしくお願いいたします。 |
貴志 |
国語科準備室の鍵を彼女は持ってるんですか? 今回のことも、私も全然わからずに、SHR中に放送が流れたから、生徒に「静かに聞け」って言って放送を静かに聞かせてしまったんで、内容聞いて「聞くな!」って言ったら、「静かに聞けって言うたやん」って言われたんですけど、色々考えたら、あの先生はどこから放送されてるんかなって考えてみると、国語科準備室しかないと思うんです。万が一、鍵を持っていたら、休職にしろ、学校来るなって言うたとしても、今回でも、年休取ってるのに学校に来て、準備室にこもって、教員の手が薄くなってるところを、目を盗んで行動かけはったっていうことなので、鍵を変えるだとか。回収しても、もしかしたらコピー持ってるかもしれないんで、本当にもう予防線張っとかんと、本当に卒業式、3年生の最後の時に、またああいうことがあったりとか、知らんうちに準備室を燃やされたりとか、本当に大げさに言ってるように聞こえても、実際そういうこと起こると思うんで、そういう対処の方を考えていただけたらなと思います。彼女の居場所は本当にたくさんあると思います。図書室もそうですし、保健室もお世話になってることもありますし、準備室、女子休養室とかいう鍵も変えて、彼女の居場所がないって言われても仕方ないぐらいになるかもしれないんですけども、そういうふうに対処していただかないと、教員だけじゃなくて、本当に生徒にも被害がいってるんで、どうにか本当に変えていただけることはやってほしいと思います。 |
校長 |
はい、えー、いくつか、大切なことをご指摘いただきました。 |
山本 |
教育委員会とのやりとりを、ある程度聞かせていただけるんだったら。 |
校長 |
今回については、あの日の2時間目のときに、第1報をあげています。こんな放送が入って、という。1時間目のあとに集会をするだとか、大混乱になっていくということも十分予想されると言うことを言いました。それを聞いて、教育庁の方から、状況把握に来てくださった、という流れの中で、その都度、私が把握できた情報を報告して、「保護者からの電話はこんな内容で入ってます」「報道からこんな風に来てます」というようなことを、どんどん時系列で、私と一緒にやってきたという、そんな状況です。だいたい、その日のやりとりっていうのはそんな感じでした。1日中、外からの対応があったので。 |
|
生徒に動揺を与えている、それから先生方に対しても、名前挙げるようなことが、精神的にかなり影響を与えてるんだっていうこと、それでそれは今までも続いてたんだということを繰り返し言いました。あの日のうちに。その後もまた、報告書として昨日の午後に1回あげたと、そんなところです。 |
山本 |
それで、教育委員会の方はどのようにしてくれるとおっしゃったんですか? |
校長 |
スクールカウンセラーなんかそうですけども、こっちから要望をまず上げて、それに対して、どうしてくれるっていうことです。状況をちゃんと分かってるから、必要な方向に持っていくために報告を上げてると。何をしてくれるかとか、要望をどんどん、まず上げていこうと思いますし、伝えながらっていうようなことを考えて、やっています。 |
森野 |
1月からは、確実に来ないっていうそういう確約は全然ないんですかね? |
校長 |
いや、もう来ないようにしたい。 |
森野 |
したい? |
校長 |
します。 |
端村 |
心配されてることっていうのは、多分、Z先生が、今後どうなっていくのかっていう、その教育委員会との協議はどうなってるかっていうことかと思います。質問の意図はそういうことかと思うんですけども、問題が起こった、そのことに対して、その教員に対してどうしていくかっていうことについては、これまでも色んな問題起こってますやん。そういうことを踏まえて、例えば処分であるとか、あるいは療養休暇であるとか、あるいはセンターで研修とか、いろんな可能性の中で、今、議論をしているところで、Z先生については、処分できますとか、センター行きますとかっていうような結論が出るところには至ってないけども、いろんな可能性の中で一つずつ進んでるということは確かだと思いますんで、まだ結論が出てないというふうに捉えていただけたらと思います。 |
福山 |
Z先生について、議論はまだ続いてるというところなんですけども、要望したいなというところがありまして、3学期、卒業式とか、終業式、入試がありますよね。入試の採点で、Z先生が放って帰ってしまったとか、多分ね、来年もそういうことがあると思うんです。で、今回動いたように、そういうときに大きく動くんだろうなという可能性がありますので、貴志先生も言われたように、ゼロではないと思いますので、やっぱりそこはかなり強い対応を、もしできるのであればというところで、お願いしたいと思います。 |
藤原 |
3年生学年団の先生からは、本当に69期生を無事卒業させたいという気持ちは、本当に何度も僕らに言われてますので、今後ともよろしくお願いします。 |
森岡 |
もし、来てるのを見かけたら、我々はどうしたらいいですか? |
端村 |
今朝も僕、ずっと正門近くで見張ってました。そのときはすぐに連絡ください。 |
森岡 |
教頭先生に連絡すれば良いですか。 |
端村 |
すぐに。はい。 |
三島 |
休職のほうはどうなってるんですか。 |
校長 |
まだ主治医のほうから診断書が出ただけで、もう1通、指定病院の方に、受診命令が出ます。休職するには。手続きが完了したら、代替の先生探すとかが、次に待ってる。今、そういう段階です。次、また勝手に来たら、帰ってくださいっていうふうに言える状態だと思ってます。まだこんなこと続けるんであれば、指定病院の方に行きなさいというような命令ですね。こんなふうに段階追って進めていかな、しょうがない。 |
|
もう、それぐらいの気持ちでいますし、そういう方向で進めていくというふうに、そういうことも含めています。 |
三島 |
今、処分とか、休みに入られる方向っていうのは、そんな今日明日では決められないっていうことであっても、年度末ぐらいまでには、何かそういう方針が決まるんですか? |
校長 |
4月からのことを示せって言うことですね? |
三島 |
今回1回起こったことじゃなくて、だいぶ以前から挙げてはったことがずっと続いて、今日大きなことが起こったということで、本当に、生徒も気持ちっていうか動揺してますし、教員もすごく動揺してますし、これからどんなふうにしていったらいいのかっていうのは迷いますし、ちょっと言葉にできないぐらい動揺してるんです。でも、教育委員会の方は、どれぐらい大きなことだって言うのを感じてくださってるというか。 |
校長 |
当然、感じてると思います。 |
三島 |
休職される間に、なんかの結論っていうのは出ますか。 |
校長 |
出していって、4月からのことを決めるって持っていかないと、復帰してしまったら、4月からまたゼロに戻ってしまうんで。マニュアルどおりにやらないと。 |
佐原 |
さきほど、教育委員会のほうに要望を上げていくっていう話だったと思うんですけど、今までの話の中では、Z先生の今後についてと、生徒のカウンセリングについてと、非常勤講師の要望については、挙げていただいていると思うんですが、その他にも、何かあるんですか。 |
校長 |
今の段階で必要なことはあったら、全部、もちろん、それはもうこっちも思ってますから、それに対して、それも含めてお伝えいただいたら、それに沿って「これできるな」とか「生徒には今これや」とか、そんなんを勘案しながら、一個一個、新たに言うてかなあかんのでね。お互いに考えていきます。 |
林 |
1月から非常勤の先生が来られるかどうかっていうのは、ちょっと分からないとは思うんですけど、もう、絶対に教頭が授業をしないでいいように、非常勤が見つからないとか、そういうのを絶対なくしてほしいっていう要望を上げれるんでしょうか? 4月からずっと校長先生が報告を上げてるのに、教育委員会が協力してくれていないように、僕達には写っているので、責任は校長先生にあるというよりは、もう教育委員会にあるんちゃうかなとは思うんですけど、その辺もちらつかせて、常勤講師を配置してくれと。入試もあるんだから、1名減では辛いんだというところで、非常勤がまず見つからないとか、そんなん絶対ないようにしてほしいっていうことと、常勤をお願いしたいということ。これは緊急措置でしょ、というような要望はできないんですか? |
校長 |
要望できないわけではないです。要望したらいいんですけど、授業の問題とかまだ、そこは確約できないのでね。ほんで、非常勤の先生はもうほんま、だいぶ前から探してるんですよ。今回の8時間残った件も、ほんと申し訳ない。今、家庭科と国語の非常勤の先生を探すのが、非常に難しくて、他校でも見つからない、見つからない言うて、どうにかしてくださいと言うような状況もあります。だから、教育委員会の方での、例えば講師登録、新たに登録されたとか、そんな情報あった時には、もうすぐくれはりますから。ほんで、そっちも当たって、委員会の方の紹介もしてくださってるし、というのをやっていきますので、そこはだから、校長権限で上げてくれという言うのは、なかなかそれはそうじゃないと思いますけど、今頂いたご意見は可能な限り踏まえて対応します。 |
平島 |
ちょっといいですか? 制度として、常勤に代替してもらうならば、6ヶ月以上の診断がいるというのが決まっています。その制度を変えるのはなかなか難しいし、例外を認めるのも、校長先生が言うてもなかなか認めてくれないと思いますけども、そうであるならば、6ヶ月の診断書をいただく。要は6月末までという形にはできないのか。で、それは公立でないとあかんはずですね。私立ではだめですね。公立の病院で6ヶ月以上で、2通ですね。主治医と、もう1つ公立の病院。というところで、主治医のK医院と公立の病院の先生に、学校の状況も伝え、Z先生が早々簡単に回復する状況ではないということも踏まえて、6ヶ月の診断書をいただくという方向での展開もあるのかどうかというのを答えてほしいですね。 |
校長 |
それも検討します。 |
山本 |
今回の放送は、何で起こってしまったしまったんでしょうかね? まだそんなことできる状況にあったんやって、すごく衝撃やったんですけど。あれは、なんでできてしまったんですかね? |
佐原 |
あの放送を聞いた瞬間に、状況を把握しないといけないと思ったんですが、国語準備室には、基本的には山中先生がいつもそばに寄り添ってくれてはるという認識でいます。で、山中先生がお昼ご飯食べるときは、教頭先生がそこに行ってくれてはって、ずっと一緒にいてくれてたんです。せやけど、山中先生がちょっと飲み物買ってくるねって言って、離れた時に、あの放送が流れたっていうことです。 |
山本 |
1人になった時にやってしまったんですね。 |
佐原 |
その後の対応は、校長先生です。 |
平島 |
あのときジュース持って歩いてた山中先生を廊下で呼び止めてしまったんで、すいません。 |
山本 |
そういう行動を起こしはるっていうのは衝撃やったんですけど、時系列が分かりました。それで、校内放送の75番を変えません? 本人に知らせずに。とりあえず75番を変えたいなって。 |
松本 |
【何を言ってるのか不明】 |
近藤 |
確認なんですけども、Z先生がどういう処分を受けるのか協議中やっていう話があったんですけど、今までのことも含めて話があがってくると思うんです。今まで、出勤はされてますけど、図書室におったりとか、学校には来てるけど授業には行ってないとか、自習を出すのも、連絡なしに教室を勝手に空ける。授業も来てるんだけれども、10分前、15分前に勝手に切り上げてくるとか、そういうことが多々起こってると思います。僕たちも、今までのそういうところの説明に関しては、病気やから、診断書としては、正式なものは出てなかったと思うんですが、病気やからカバーしたってくれというようなことで、お話をいただいてて、僕らも、生徒への影響があることなんで放っとくわけにはいかず、内心ちょっと複雑な思いもありながら、自習監督に行ったりとか。最近で言うと、向こうから、管理職を通して「話しかけて来ないでほしい」とか「すれ違うのもあかん」というような、無茶苦茶な要望がきてます。今までは、僕らに対しては、病気やからカバーしたってくれというような説明やったんですが、それが病気やからしょうがないという話で、今までの部分が上がっていくのか、そうじゃなくて、出勤してますけれども、出勤としても絶対成立してないと思うんです。タイムカードは押してるかもしれませんが、出勤をしてないんですよね。職務をきちんと全うできてないと思うんですが、その辺についてのは、やっぱり協議の中で、「仕事になってないんですよ」っていうところが上がっていくのか、それとも今まで僕らが説明受けてきたように、病気やからという部分が、考慮される話なのかどうなのかっていうところが、1つ疑問なので、どういう風に話が上がっていくのかっていうところを、その点について、お教えいただけたらいいなと思ってます。 |
校長 |
今回の件で、状況がちょっと変わったんでね。以前の話として言いますけども、そういう状況やと把握しておったんで、それはもう職責を果たせてるという状況ではないのでね。その時点で、もう自習出したらあかんという話はしてましたし、その段階、その頃からも報告してたんです。注意も与えて、「説明責任果たさなあかんで」ていうのを、繰り返し、言い聞かせて来ています。今回は、その点ちょっとまた、大きく内容が変わってるんで、それも以前のこともちゃんと合わせて、協議を進めるということです。 |
近藤 |
職務を果たせてないと言うこともちゃんと上がってるという認識でよろしいですね。 |
校長 |
年頭当初の予定では、担任でスタートしてましたからね。担任も変わり、授業もこうなって、勤務時間内には学校におるけれども授業も行かない、そういうことを全部踏まえて、今後の補充とか、そういうところにも関わってくると思います。 |
木岡 |
今回のことも、本人は納得してないって言うことなんですけど、納得してないまま学校から閉め出した場合、問題がないんでしょうか。 |
校長 |
納得してないって言うこともないと思うんです。診断書出てますからね。指定病院の方の診断書受け取ったら、学校に来たいって言ったって、診断書あったらあかんねんっていう状況にはなってますけどね。 |
|
はい、それでは、時間いただきましてありがとうございました。ご意見、質問については、以上という形で締めさせていただきたいと思います。 |